なんかかく

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【TFT】構成"例"

TFT好きの皆さん、こんにちは。

前回の記事ではお金の使い方の話をしましたが、今回はTFTをやるうえで全員が頭に入れるであろう「構成例」についての話をしたいなと思います。前回と同じく、ダイヤ以上の人は当たり前にやっていることだと思うので、そういう人にはあまり意味がない記事になっています。

はじめに

そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけは、TFTでたまにプラチナ以下の人の配信や記事をみたときに、「この人、構成例は分かってるみたいだけど、それがよくない方向に作用してるな~」と思うケースが何度かあったからです。もちろん構成例を頭に入れることは大事ですが、この記事が、構成例をさらに活用するためのきっかけになればと思います。

1. 構成例≒料理のレシピ

突然ですが、僕は、構成例とは料理のレシピに近いと考えています。

例えばハンバーグを作りたいときは、メインの具材として「ひき肉」を用意するはずです。加えて食感のために「玉ねぎ」は欠かせません。さらにハンバーグの形を作るために、つなぎとなる「牛乳」「パン粉」を使うと思います。

最低限これだけでハンバーグは作れるわけですが、そのまま何もつけずにハンバーグを食べるわけではなくて、デミグラスソースや和風おろしポン酢などを用意することになります。場合によってはチーズinハンバーグや煮込みハンバーグにすることもあるかもしれません。このように、単にハンバーグといっても様々なバリエーションがあるわけです。

これをTFTに言い換えると、ひき肉は「キャリーチャンピオン」、玉ねぎは「キャリーの攻撃シナジー」、牛乳やパン粉は「全体やキャリーを強化・補完するシナジー」となってきます。そして残りの枠で、更にどういうシナジーを追加していくかを考えることになります。

この考え方をもとに、10.3でよくみる構成を表にすると以下のような形になります。

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表のように構成例を分解していけば、どんな構成も核+その他に分けられます。また、これもあくまで1例なので、アイテム次第ではキャリーが変わるケースもあります。

2. 構成例の弱点

他にも注意するべきことがあります。何かというと、構成例では「Lv7までの形とお金」「他のプレイヤーの構成」が度外視されているということです。

これらはLv8での形にかなりの影響を与えるので、単に構成例を組むよりも、このことを考慮しながら組んだ方が、上手く作用するケースも多いです。

①Lv7までの形とお金

構成例はLv8になった時点での形を示しているだけなので、実際のゲームではLv7までに様々なチャンピオンを使っていくことになります。

代わりに使っていたチャンピオンが重なっている場合、Lv8で無理やり構成例通りにするよりも、重なっているチャンピオンをそのまま使った方がいい場合も多く存在します。

また、構成のうちより優先度の高いチャンピオンを集める方がいいので、構成の中心になるチャンピオンが集まっていないようであれば、

例えばレンジャー4構成の理想構成は以下のような形で、4コスト5コストが多いので、Lv8のリロールですべて集めるのは基本的に不可能です。

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なので取捨選択をしていくことになりますが、先ほどの表のように考えていくと、Lv8で本当に欲しいチャンピオンはf:id:shieldsamba:20200216145241p:plainf:id:shieldsamba:20200216145306p:plainf:id:shieldsamba:20200216145257p:plainf:id:shieldsamba:20200216145259p:plainの4体になります。ポイズンのためにf:id:shieldsamba:20200216145244p:plainは欲しいですが、f:id:shieldsamba:20200216145257p:plainがいない段階で重ねる必要はありません。

その他のチャンピオン、例えばf:id:shieldsamba:20200216145232p:plainなどは、f:id:shieldsamba:20200216145257p:plainf:id:shieldsamba:20200216145259p:plainがいない段階で集めてしまうと、探すゴールドがなくなってしまうので、優先度としてはかなり低いです。なので恐らくそれまでに使っているであろうf:id:shieldsamba:20200216145230p:plainf:id:shieldsamba:20200216145322p:plainf:id:shieldsamba:20200216145312p:plainをそのまま使ったほうが、お金をリロールに使うことができ結果的に構成のパワーを高められる可能性があります。

また、構成例の核となるチャンピオンでも、☆1ではプロ野球で高卒新人をいきなり1軍スタメンで起用するのが難しいように、繋ぎとなる☆2チャンピオンに劣るケースが多いです。

レンジャーではf:id:shieldsamba:20200216145241p:plainがその典型例で、スキルの特性上、☆1で使うならf:id:shieldsamba:20200216150407p:plainf:id:shieldsamba:20200216150408p:plain
の☆2のほうがダメージを出してくれる可能性が高いです。特にクリスタルがない☆1のf:id:shieldsamba:20200216145241p:plainは本当に弱いです。

なので、レンジャーの場合、Lv8になっても、一旦以下のような形で耐える、というケースも出てきます。

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とはいえ、f:id:shieldsamba:20200216150407p:plainも所詮は1コストなので、利子やリロールのために売り、☆1でもf:id:shieldsamba:20200216145241p:plainを入れる場合もあります。

②他のプレイヤーの構成

構成例通りにして強いかどうかを判断するもう1つの基準が、他のプレイヤーの構成です。試合によっては、構成例通りにしても弱いというケースも多く存在します。

分かりやすい例として、ブレードマスター構成を紹介します。

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この構成はミスティック4が一般的です。ところが、他のプレイヤーが通常攻撃主体のレンジャーやバーサーカーばかりなのに構成例通りにすると、過剰に魔法防御を積んでしまうことになります。

そういった場合は、ミスティックを2にして、代わりに前衛を追加したり、硬い前衛を突破するためのデザート4を投入したりするほうが理に適っています。

プールにいくなら水着を持っていき、スノーボードをするならスノボウェアを用意するように、TFTでも状況にあったシナジーにすることが大事です。

 おわりに

色々と書いてきましたが、構成例の形はシナジーも綺麗に発動していて、パワーが高いことが多いので、構成例通りに出せるならそれに越したことはないです。

ただ、構成例を意識しすぎると本当に必要なチャンピオンが揃わなかったり、重なりの面からパワーが落ちるケースも出てきます。それまで使ってきたチャンピオンたちも大事にしてあげましょう。